政府が6月末に閣議決定した「骨太の方針2014」ですが、50年後に人口1億人を維持する目標を盛り込みました。

来年度予算以降、第3子からの出産・保育の給付を増やすなど子育て支援を手厚くして出生率を上げることで、2020年には少子高齢化の流れを変えるのが目的とのことです。具体的な数値としては、今の出生率「1.43」から「2.07」に回復させることで1億人が維持できる試算とのこと(出生率の向上はあくまで諮問会議内の試算であり、目標ではありません)。

家族イメージ

この目標に対して、日本経済新聞では電子版読者に実現性について聞いています。目標を「実現できない」とした人が69.6%、「実現できる」とした人は30.4%との結果が出ていました。

以下は「実現できない」とした人のコメントです。

「子育て優遇へ政策を転換しない限り、人口増加はあり得ない」(56歳、男性)
「晩婚化が進み、一生独身の人が増えている」(66歳、男性)

さらに記事には人口減についての考え方もありました。

人口減の背景には晩婚化や未婚率の上昇もあります。どんな生き方をするのか、個人の考え方はさまざまです。子どもを増やそうと政府が資金の面で支援しても、限界があるでしょう。

これらの記事を読んで思うことは、「子育て支援」も当然大事なのですが、未婚率や晩婚化に対する対策も必要だということです。メディアでは出生率ばかりが取り沙汰されますが、「完結出生児数」※は1.96(2010年  国立社会保障・人口問題研究所の「出生動向基本調査」)というデータがあります。つまり、結婚した夫婦であれば、平均で約2人の子供がいるということになります。

※完結出生児数…結婚期間15~19年の夫婦における平均出生子ども数で、夫婦の最終的な平均出生数とみなされています。

もちろん、結婚も出産も個人の自由であることに変わりはありませんが、「結婚したいのに出会いがない!」と思っている男女に対して、アエルふくしまのサービスが少しでも役に立てることができれば…そのように感じました。