IBJへの公正取引委員会による立入検査について私見

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皆さん、こんにちは。アエルふくしまの市川です。今回は、この動画を視聴されている皆さんなら、先日ニュースをご覧になって知っている方も多いとは思いますが、婚活サービス大手のIBJに対し、公正取引委員会が立入検査を行ったというニュースが世間を騒がせております。
アエルふくしまもIBJに加盟している結婚相談所の一つとして、スルーするわけにはいかない話題ですので、今回はそのことについてあくまで現時点での僕の考えにはなりますが、お話していきたいと思います。

ニュース概要

まずはネットに出ていたニュース記事を読んで、ざっくりと概要を説明したいと思います。
そもそも「IBJ」というのは、東証プライムに上場する企業で、国内最大級の婚活プラットフォームを持っていて、アエルふくしまも含め全国に約3,700社の結婚相談所が加盟し、それぞれの相談所の会員とお見合いができるサービスを提供しています。

記事によると、そのIBJが2016年ごろから、【加盟している各社に対して、他のネットワークに加盟する一部の結婚相談所に会員を紹介しないよう求め、取引を妨害した疑いがある】ということで、これを受けて公正取引委員会が独占禁止法違反の疑いで、IBJに対して立ち入り検査を行ったということになります。

結婚相談所の仕組み

ちょっと結婚相談所の仕組みについて、理解していないと分かりづらいところがあると思うので簡単に説明しますと、全国に沢山の結婚相談所があって、それぞれに会員さんがいるんです。
でも、それぞれの結婚相談所の規模だけでは組めるお見合い数に限界があるのでネットワークを組んで、共通するシステム&プラットフォームを利用して沢山のお見合いを増やしましょうという目的で、連盟に所属して活動するという仕組みなんですね。

さっきもお伝えしましたとおり、IBJというのは全国約3,700社という結婚相談所が加盟している組織なんですけど、その中にはIBJだけに加盟している結婚相談所もあるし、アエルふくしまのように複数の連盟に加盟している結婚相談所もあるわけです。

ニュースにある「取引」というのは「お見合い」だと思うんですけど「妨害」という言葉がですね、具体的な指摘がないのでなんとも言えませんが…妨害ではなくて「トラブル回避なんじゃないか」と個人的には思っています。

複数の連盟に加盟をするということは、それぞれの連盟毎にルールが異なっているので、それに対応する結婚相談所も会員も覚えるのが大変なんですけど、だからこそトラブルが起きる可能性があるというか、むしろ実際にトラブルがあったので、そのごく一部の結婚相談所とのお見合いは中止した、そういうことなんじゃないかと勝手に思っています。
問題は、そういったことが事前にその該当する会員側にどのように説明されていたのか?というところかと思いますので、そこは今後の発表を待ちたいと思います。

アエルふくしまへの影響

で、アエルふくしまは、2014年9月から日本仲人協会に加盟し、昨年の2022年11月からIBJにも加盟をしておりますので、今回の記事に書いてある「他のネットワークに加盟する結婚相談所」に該当するんですが、もし先ほど述べた「トラブル回避」というのであれば、アエルふくしまには影響はなかっただろうし、今後もないだろうと考えています。

まず「影響はなかっただろう」という根拠は、先ほども述べました通り、IBJには2022年11月に加盟はしましたが、その後は提供するサービスの内容検討とか、公式サイトの作り込みとかを数ヶ月間は行ってまして、会員の方がIBJに登録して活動をし始めたのは、今年2023年1月からなんですね。
だから、会員の皆さんの活動期間として該当するのは1月から3月ということになりますが、その間、単独加盟の結婚相談所の方々から普通に申込みをいただいたり、お見合いも沢山組めていましたし、交際に進んだ会員も多いですし、実際に真剣交際に入っている会員の方もいらっしゃいます。

当然、先ほどのニュース記事に書いてあることが事実であれば、その該当する一部の結婚相談所に属する会員全員に不利益があるということになるので、実際の仲人側から見た会員全員の活動記録をみる限り、それらはアエルふくしまには一切該当しないということになります。

今後の影響は?

そして、今後の影響ということであれば、もし仮にですけど、この一連の騒動に該当する立場の結婚相談所だったとしても、それらが公にされたことで、「今後同じようなことが起こることは一般的にあり得ない」と考えています。

例えば、大手飲食店のある支店で食中毒が出てしまったりというニュースがたまにあるじゃないですか。そうなると、一時的に「あのお店に行くのはやめよう」という動きがあるんですけど、僕は「逆に安全だろう」と捉えるんですよね。

これは応援という意味じゃなくて、単純に会社経営側の立場で考えると、起きてしまったことへの社会的な責任はありますが、であれば「もう二度と起こさない」という信念のもと対処方法を公表してくる、改善していくというのは当然だと思っているからです。そうしないと会社として存続できないですから。

ただ、業界全体への影響と、IBJというブランドに対する信用低下による影響について、ある程度は避けられないと思いますが、これから何ヶ月後になるかわかりませんが、発表される公式な報告を待ちたいと思います。

最後に

最後になりますが、僕自身、田舎のベンチャー企業から上場企業に成長した会社に属していた人間からするとですね、猛スピードで成長し、業界トップになったからこその反動というか、綻びというか、そういうのを僕自身も経験してきているので、IBJにはこれからも頑張って欲しいと思います。

というわけで、今日は「IBJへの公正取引委員会による立入検査について私見」について話しましたが、今後新たな事実が判明すれば、改めてご報告したいと思います。それではまた。

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