こんにちは!
アエルふくしま代表・仲人士の市川です。
毎日100人以上の婚活アドバイスをしていると、「婚活が成功する人」と「婚活がなかなかうまくいかない人」の違いがどうしても見えてきます。
仕事も遊びも婚活も、限られた時間の中では自分のパワーを使うポイントの見極めと集中が必要で、そのポイントがズレている人というのは、何をやってもうまくいかない事が多いでしょう。
婚活で頑張るところ
自己鍛錬(自分磨き)は、仕事でも婚活でも成功するための大事なポイントの一つですが、その「鍛え方」が間違っていては、せっかくの努力が無駄になることもあります。
「仕事はメリハリが大事」だと職場の先輩などから教わったことがあるかと思いますが、婚活も同様です。がむしゃらに突っ走ったって、いつかはエネルギー切れで倒れます。そういう婚活はうまくいきません。
婚活において頑張るポイントの一つは、職場での挨拶や姿勢です。上司や同僚にキチンと声に出して挨拶をすること、デスクワークの方は背筋を意識して仕事をすること、受けた仕事は全力で取り組むこと、友だちからの誘いはなるべく断らないこと等々。
そして、それらを毎日のルーティンとして守ること。「えっ?そんなこと?」って思った人がいるかもしれませんが、実は意外と難しいのです。毎年のように好成績を残す有名なスポーツ選手などは、よくこの「ルーティン」について口にすることが多いです。
では、ナゼ日々のルーティンが大事なのか?
ご存知の方も多いかと思いますが、「毎日一生懸命練習したとしても、本番で100%のチカラが出せるとは限らない」 からです。
お見合い当日または交際になった時に、いきなりハッキリとした明るい挨拶が出来るワケでもないし、猫背が治るワケでもないし、オシャレな服を持っているワケでもないし、素敵なデートスポットを知っているワケでもないし、話し上手になるワケでもないからです。
良い縁がやってこないと嘆く人の何割かは、仕事がうまくいっていなかったり、同僚への挨拶を疎かにしていたり、世の中の不平不満を周囲にぶつけていたり、自分の体重を気にせず夜中でも間食していたりしていると思います。
モチロン、何事もメリハリが大事ですから、毎日修道院のような厳しく律した生活をしろと言うつもりは全くありません。ストレスとは上手に付き合いましょう。
お見合い当日は緊張しているから尚更ですが、日頃の行いがそのまま出ていることを、本人は自覚できません(お相手と立ち会う仲人は、お見合いのたびに横で気付いていますが)。
次に、婚活においてパワーを使うポイントは「お見合いの申込み」と「お見合いの申し受け」だけです。お相手にお見合いを申し込むかどうか考えたり、お相手からの申込みを受けるかどうかの時に、精神的に一番パワーを使います。
前述の「日常のルーティン」と「パワーを使うポイント」、このことに気づくことが出来るかどうかで明暗が分かれます。もし、婚活がうまくいっていないなら、実践してみてください。
婚活で頑張らなくてよいところ
簡単に言うと、前述の逆になります。要は「お見合い当日」や「交際」になったら頑張らない。つまり、婚活がうまくいかない人の典型的なパターンとしては、「常日頃の生活を疎かにして、お見合い当日や交際になってから頑張ろうとする」ということになります。
ただし、「相手の見極め」は、直感ではなく、多方面から見て、冷静に考えてください。粗探しをせず、相手の良いところを見ようと努力すること。「ちょっと違うな」と思ったからといって、速攻で相手をお断りしないこと。それは、頑張らないこととは意味が違います。
婚活というのは「いろいろな相手が見えてしまう」というところが良いところでもあり、悪いところでもあります。アレもコレもと「相手を選んでいる」つもりでいると、結局「誰からも選ばれない」という結果になります。
それでも、相性が良くて、自分の求める条件と一致するような相手、お互いが選ばれたことを意識できる相手というのは、そう簡単には見つかりません。
だからこそ地に足をつけて、しっかりと自分のペースで婚活をして欲しいと仲人は心から願っています。