こんにちは。マリッジアドバイザーの渡辺です。(^-^)
先日、「コロナ離婚の危機」という言葉を耳にして驚きました。
調べてみると、在宅ワークや休業に伴って夫婦が一緒にいる時間が増え、今まで見えなかった所が見えてきて、それがストレスとなるそうなのです。
特に多いのが、「旦那さんの家事参加に対する奥様の不満」だそう。
しかしこれは、我が家の結婚当初と被っていて、苦笑いしてしまいました。
当時の私達夫婦は、「良い夫」「良い妻」はこうあるべき、という姿に相手も自分も当てはめて、それを守ろうと頑張り続けていました。
そして次第に息苦しくなっていきました。
交際していた時には見えなかった一面や、家事参加への認識の違いにも戸惑いました。
相性が良かった筈なのに、噛み合わない事、わかり合えない事が増えていき、2人でいる方が孤独を強く感じるようになり、遂には離婚を考えるまでになってしまいました。
しかし、「あるべき姿」など無くて、育ちや過ごした環境が違う2人の感覚が違うのは当然で、お互いにとって快適であれば良いのです。
どうする事がお互いにとって一番快適なのかを気づかせてくれたのは、親身に相談に乗ってくれた、学生時代からの友人でした。
私達は間一髪、離婚を免れました。
その友人には本当に感謝しています。
それからは、相手に対して思う事は言葉で相手に伝え、互いに頑張り過ぎず、時には弱音も吐くし愚痴もこぼす。家事分担を当然と思わず感謝の気持ちを持つ。
そのような事を心掛けるようになり、今では家が2人にとってとても快適な居場所になりました。
「結婚は悲しみを半分に、喜びを2倍にする」というイギリスのことわざがあります。
コロナ離婚の危機にある夫婦にとっては、今はきっと、悲しみや苦しみまで2倍になっていますよね。
今のこの苦しい状況は、夫婦が力を合わせなければ乗り越えられないものだと思います。
そのためにも、相手を責め過ぎず、助け合って欲しいと願うばかりです。
乗り越えた先には、更に深まる絆と、2倍の喜びがある筈です。