「20代の頃は仕事が楽しくて猛進したのですが、気が付いたら30歳を過ぎ…いつの間にか出会いが減ってしまいました」
先日入会を希望する30代の女性から聞いた生の声ですが、そのことで思い出した話がありますので、ご紹介したいと思います。有名な話なので、知っている方も多いでしょう。ある大学教授と学生たちとの間で、人生において何が必要なのかを教えてくれる話しについて。初めて聞いた!という方は、ぜひ「マヨネーズの瓶と2杯のコーヒー」で検索してみてください。
「瓶は人生そのものを表し、ゴルフボールは人生において最も大切なもの、次に大切なのが小石、その他は砂である」ということですが、そのゴルフボールは「家族、子ども、健康、友人、情熱」、小石は「仕事、家、車レベル」のものと説明しています。
この話しは、婚活にも当てはまると思うのです。なかなか婚活がうまくいかないと嘆く方、もしかして「小石」とか「砂」を大切にしていませんか?
ある程度の年齢で婚活をされている方に聞いてみると、「過去に結婚のチャンスはあった」という方が多いのも事実です。それぞれ理由はあるでしょうが、なぜ「その時」を大切にしてあげられなかったんでしょうね。無論、僕自身にも過去に苦い経験がありますので、自問しているところです。
人生は限りあるものですが、みんな平等ではないですよね。あれこれ欲張ると、すぐに瓶はいっぱいになってしまいます。特に情報化が進んだ現在においては、人は生きていくために沢山のしなければならないことが多すぎると感じますし、便利になった分だけ失ったものも多いと思います。
毎日の生活の忙しさに追われ、何が大切なのかを見失うことがあったら、この「マヨネーズの瓶と2杯のコーヒー」を思い出してみてはどうでしょう。それでは、また!
アエルふくしま代表・仲人士 市川