相手選びの優先順位は、人それぞれですが、どんな方でも第1位は「相性」、それ以外は2位以下だというのが僕の考え方です。
ただし、その2位以下は、時代や年齢によって変動するかもしれません。例えば、若い時は、どうしても中身より見た目重視で選ぼうとしてしまったり。
そして、その「自分自身にとって、相手に求める希望条件の第2位は何なのか?」が、婚活成功の秘訣だと思ってます。先週ブログで書いた「地域」を参考にしてみましょう。
簡単に言うと、地域優先の方ならば「相性の良い、近場の人」がベスト、ということになります。
これを「近場で、相性の良い人」という発想だと、うまくいかない。成功する方というのは、「相性の良い人が、たまたま近くにいただけ」ということです。成功する人と失敗する人の差が、この「発想が逆」ということ、よくあることです。この「発想の違い」だけで、出会いの数も質も変わりますので、婚活がうまくいっていない方は参考にしてみてください。
同時に、なんでもかんでも「第2位」に並べる方も、婚活は失敗します。女性なら「3高(高収入、高学歴、高身長)、公務員、イケメン、できれば次男」を男性へ求めたり、それら全てを2位に並行的に順位として掲げる人は、まず成功しません。男性なら「若くて、誰が見ても美人で、気遣いができて、料理なども得意」みたいことを並行にすると、やはりうまくいかない。
いえ、厳密に言えば、「3高(高収入、高学歴、高身長)、公務員、イケメン、できれば次男」と「若くて、誰が見ても美人で、気遣いができて、料理なども得意」は、釣り合いが取れるので結婚はできるでしょう。
しかし、全ての条件が揃ったような方は少数でしょうし、そういう方はすぐに結婚してしまいます。ですので、婚活をしていてうまくいっていない方は、「自分にとって相手へ求める希望条件の第2位」を考えて、行動してみましょう。第2位が明確になれば、婚活の仕方も自ずと明確になると思います(ただし、2位は時として流動的になることも忘れずに)。
仕事もそうですよね。簡単に言ってしまえば、「優先順位を決められない人は失敗する」ということです。もしかして、職場で上司に「優先順位を決めて仕事をしなさい(全てを並行的に進めようとすると失敗する)」と注意されていませんか?
それでは、また!
アエルふくしま代表・仲人士 市川